金の苦労も、浮世の義理も、忘れて踊れよ『松山踊り』

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盆休みに故郷に帰るのは夏の楽しみの一つだと思います。

わが故郷である高梁では、8月14,15,16日に備中松山踊りが開催されます。

踊っては疲れ、その疲れを踊りで癒す3日間。

松山踊りは、五穀豊穣を祈願し、町家の繁栄を祝って1648年から始まったそうです。

親が子と一緒に踊り、子が孫と一緒に踊り、幾重もの世代を重ねる。そうやって伝統となっていったのではないでしょうか。

備中松山踊りは高梁人の誇りなのです。

 地踊り

庶民に親しまれてきた踊りです。

仕組踊りというものもあるのですが、よく分かっていないので割愛します(笑)。

松山踊り

その美しさは典雅なる『四肢の運び』にある…!

 やとさ踊り

細けーことはいーので、楽しく、元気良く踊るべし。

若いうちは声を張り上げながら踊るのが正しい作法。

体にキレがあると、なおのこと良し。

 

五箇条

ここで注意事項というか、藩主より御触書があります(クリックで拡大)。

五箇条

備中松山踊り 踊るべし五箇条

もはや此れに尽きます。しっかり守りましょう。

 

音頭

松山踊りにも長い音頭がありますが、僕が特に好きなのはこの部分です。

金の苦労も浮き世の義理も 今宵ばかりは空吹く風よ

おどりひとつも踊れぬ野暮に 明日の果報が廻って来ようか

「難けーこたーえーけー踊れーよーろーが(難しいことはいいから、踊れって言ってるでしょう)」って意味です。だいたい。

とにかく楽しく踊れって一言に尽きます。

 

場所

JR備中高梁駅前の通り

 

最後に

どうでしたか。

備中松山踊りをご紹介しましたよ。

実は松山踊りが終わると、夏が終わった気がします。

虚無感が半端ないです(笑)!

そんな虚無感を乗り越えたら、次の年の3日間を目指して頑張るのです!

松山踊りよ、永遠なれ。

参考Website:備中たかはし松山踊りとは

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