
夏が終わってしまうと、何とも言えない切なさがあると思いませんか。しかし、取り戻せるとしたらどうでしょうか。
後輩に誘われ、2015年9月にミャンマーへと行ってきました。
ミャンマーはまだ夏なのです。
ちなみに、後輩の目的は世界三大仏教遺跡の1つを楽しむことでしたけど。
というわけで、我ら『ビルマ三銃士(勝手に自称)』の夏を取り戻す旅が始まったのです。ついでに悟りも開こうと思いました。
夏の大地へ、いざゆかん!
ミャンマーへ
旅の始まりは二人でした。
後輩が一人、遅れての合流となります。
関西国際空港を出発してタイへ。
トランジットです。ヤンゴン行きのフライトまで時間があるので、ちょっとウロウロしてベンチで仮眠しました。
ヤンゴン(Yangon)
朝にヤンゴンに到着です。
雨季の余韻があるために雨が降ってました。
お腹が空いたので、軽くパンを食べました。
タクシーを捕まえて市内へ。日本車がたくさん走ってました。
そして、昼食です。
食べたあとは散歩です。
ヤンゴン・セントラル駅(Yangon Central Railway Station)
なんか有名らしいので、後輩に連れられて見に来ました。
場所
シャングリラ・ホテル
市内を歩いていると突然の豪雨に見舞われます。
ミャンマーの洗礼を受けた気分です。
「調子に乗ってて、ごめんなさい!」って感じでした。ミャンマーに来ていた二人は浮かれて舞い上がっていましたからね。ちょっとお灸を据えられた気分です。
たまらずに避難したのがシャングリラ・ホテルです。
ずぶ濡れになった二人を快く迎え入れてくれたホテルの人たちに感謝です。
ホテル自体はとても華やかでした。
コーヒーを頂きました。
調子に乗って2杯も飲んだら、胃の調子が悪くなりました(笑)。
場所
パゴダ
名も知らぬ寺院へ。
寺院の中は裸足です。
雨が降っていて冷たかったです。
夜行バス
ヤンゴンを1日観光したあと、夜行バスに乗ってバガンに向かいます。
荒れた路面を高速でぶっ飛ばすため激しく揺れます。眠れず。
しかも、途中のトイレ休憩の時にバスの扉が開かない事態が発生。
雨が降りしきる中、20~30分くらい外で待たされてずぶ濡れでした。
まぁそれでも、事故もなく目的地にたどり着けたのはありがたい事です。
バガン(Bagan)
バガンに着くと、男たちがまとわりついてきます。
要は「俺のタクシーを使ってくれ!」ってことです。
そのうちの一人にタクシーを頼んでホテルへ。
Arthawaka Hotel(アートカホテル)
バガンではアートカホテルに滞在しました。
中庭には綺麗な花が咲いていました。
プール付きです。
夜行バスで眠れなかった僕たちは、とりあえず数時間ほど寝ることにしました。
場所
後日、このホテルに滞在していたドイツ人と仲良くなりました。加工機メーカに勤めてる技術者で、僕も遠からずお世話になっておりまして、不思議なご縁だなって思いました。
1日目
数時間の眠りを経て、体力が回復したので動き出しました。
バガンではタクシーを連日 借りて自由に動きました。
昼食
お洒落な場所を見つけて、まずは腹ごしらえです。
寺院巡り
色々な寺院に行きました。雨季の名残で雨が降っていてチョッピリ大変でしたけど。
ミャンマーは日本の中古車が好きなようです。
途中でカフェによって休憩しました。
甘ったるい紅茶を出してきます。疲れている時には、ちょうどいいですね。
バガン1日目の最後のパゴダは見晴らしが良いとことでした。
タクシーの運転手が「夕日の綺麗なところに連れて行ってやる」と言うので、お願いしました。
夕日は微妙でしたが、綺麗な虹が見れました。
非常に満足でした。
夕食
美味しそうなレストランに入って、たらふく食べました。
場所
ご飯を食べて、バガンの1日目は終わりとなりました。
2日目
バガン2日目も基本的にはパゴダ(寺院)巡りです。
この日からずっと晴れていました。
あなありがたし!
途中、遅れてきた後輩と合流し市場の雰囲気を味わいに行きました。
活気がありました。
とりあえず、止まっていると何か売ろうと人が集まるので面倒でした(笑)。
寺院巡りを再開です。
景色のいいところで、お釈迦様の真似をしてみました。「 ミャンマーっぽいかな?」って思って新調しました。
後輩にはウケが良かったですね。
どんどん見ていきます。
お腹が空いたら昼食です。
お腹が膨れたら更にまわります。
猫が可愛かったです。当たり前ですけど、ミャンマーにもいるんですねー。
こんなものも楽しみましたよ。
一帯のパゴダ(寺院)を巡ったので、休憩をしました。
場所は忘れましたが、オシャレなカフェで珈琲を飲みました。
休憩が終わったら夕日が綺麗というパゴダ(寺院)へ。
夕日は見れませんでしたが、ちょっと遊んでみました。
日が落ちてからは夕食です。
かなり食べました。
そして、珍客です。
生サソリを見るのは初めてでした。
夕立があった時はよく出るらしいです。
僕らの足元をウロウロしてたんですが、刺されなくって良かったです。
タクシーの運転手曰く「サソリは大丈夫。ヘビは死ぬけどね」だそうです。
この日の夕食を食べ過ぎたため、お腹を壊すことに(笑)。
3日目
朝から腹を下していました。
しかし、旅程はこなさなくてはいけません(笑)。
朝は何も食わず、回復に努めます。
ポッパ山へ
山頂にあるパゴダ(寺院)を目指します。
標高は1,518mだそうです。
こんな高いところに寺院を作るなんて凄いですよね。
「ポッパ山で悟りが開かれるはず!」と後輩たちと盛り上がっていましたが、誰ひとりとして開かれませんでした(笑)。
場所
サレー
サレーにも足を伸ばしました。
昼食です。
といっても、僕自身はほとんど食べれませんでした。
昼食のあとは寺院を見てまわりました。
寺院にいた僧侶に話をしてくれました。内容は忘れましたけど。
巡り終わったので、タクシーに乗ってホテルに帰ります。
バガン
サレーを後にする頃には腹の調子がだいぶ回復してました。
いままでの旅の経験が活きています。
後輩の提案もあって、昼間から酒盛りをすることに。
ホテルのプールで泳ぎながら飲んでました。ホテルなので、もしもお腹が痛くなっても安心です。
はしゃぎ終わって、夕方になったので、ご飯を食べに出かけました。
三人で色々と頼みました。
どれも美味しかったです。高いですけど。
ご飯を食べ終わって、一日が終わりました。
4日目
この日は腹の調子も戻っていました。
あらかたの予定を消化していたので、夕方のヤンゴン行きフライトまで、あまりやることがありませんでした。
3人の旅人はそれぞれに、思い思いの時間の使い方をしました。
僕はお気に入りとなったカフェで時間を過ごします。
途中、日本食が食べれる『富士レストラン』へ。
十分イケるカツ丼でした。味噌汁は微妙でしたけど。
ニャウンウー空港へ
ヤンゴンに向かうため、空港へ。
場所
予定時間を遅れましたが、無事にヤンゴンに到着しました。
ヤンゴン(Yangon)
Hotel Grand United(Ahlone Branch) (ホテルグランドユナイテッド)
ヤンゴンで1泊だけしました。
部屋がけっこう広いです。
写真はホテルの朝食です。
場所
シェダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)
ヤンゴンにある有名なパゴダ(寺院)です。
巨大で、豪奢で迫力があります。
黄金は人間を魅了しますね。ヤンゴンに来たら見る価値あります。
僕と比べたら大きさがわかるでしょうか。お約束のジョジョ立ちです。
場所
昼食
街の市場みたいな筋でご飯にしました。
活気があって、いいですね。
日本人墓地
大東亜戦争で戦没した英霊たちの墓地です。
碑を前に、厳かな気持ちになります。
場所
ヤンゴン国際空港(Yangon International Airport)
日本に帰るため、空港へ。
窓から見る夕焼けが綺麗でした。
場所
極東へ
旅が終わってしまう何とも言えない切なさと
愛する日本に帰る安心感と
大切な人たちがいる場所へ戻る喜びを
感じながら夜明けを見ていました。
無事に帰国し、我ら『ビルマ三銃士』による夏を取り戻すための旅は、こ
その他の写真にも興味がありましたら、ギャラリーのミャンマーへ
最後に
どうでしたか。
楽しんでいただけたのなら、嬉しいです。
誘ってくれた後輩に感謝です。佳きご縁に恵まれました。
ミャンマーはなかなか楽しかったです。「夏を取り戻したッ!!」と言えるいい旅でした。悟りは開けませんでしたけど。
あと、暴飲暴食は気をつけましょう。やった後輩は帰国しても、しばらく体調が戻らなかったそうです。僕自身もバガンで痛い目を見ましたし。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
では、今日の日はさようなら。